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出産メモリー<2>

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カヨコが産み落とす長女編<2>

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つづきです。

 

フウセンを入れてからは、ホント後は暇つぶし。

 

入院者の中でも、あたしは一番若く、大部屋で6人くらいの病室だった。

隣に入院してたのは、当時のあたしの母と同じ年齢で39才だったのを覚えている。

 

そして、研修期間中の看護学生さんがいて、かいがいしくお世話してくれた。

学生さんっていってもほぼ同い年。

話をしてみると、私の同級生を知っていたり、なんとも不思議病院空間。

 

同室の人たちの中はすでに赤ちゃんを産んでる人もいる。

 

あたしの陣痛、まだ来ず…。微弱陣痛らしい。

 

仕方ないので、陣痛誘発剤とやらを点滴することに。

そのままお産になるかもしれないので、クニャクニャの曲がる針とやらで、手の甲から点滴。

 

その後、おお!やっと陣痛来たかなと思ったのに、本格的にはならず、いつの間にか陣痛が遠のく。

これを何度か繰り返し。

結局は日をまたいで、明日にしましょう、と言われてしまう始末。

ゆっくり寝て、体力を明日に備えてということで。

 

この辺になると時間とかの記憶はもう曖昧です。

思い出しながら。

 

んで、夜中だったと思うのだけど、突如、便意をもよおし、点滴くんと一緒にトイレへ。

すると、あたしは、う◯ちくんのつもりだったのに、なにやら違う透明なものがポコッと出てきてビックリ。。。

 

なんじゃこれ〜!!!!!

 

…あ!フウセン!!!バルーンだ!!!入れられてた時は見えなかったけど、こんな形してたんだ!!!

へえ〜へえ〜へえ〜と意味もなく感心。

こんなアイスあったなーとか思いながらマジマジと見た後、生まれて初めてトイレの緊急ブザーを押した。

 

「どうしました?」と放送が聞こえてきた。

 

あたし「えっと、えっと、あの………フウセン、産み落としました!!!!」

 

「…え?………あ。わかりました。流さずそのままにしていて下さい。すぐ行きます」

 

到着した看護師さんが、じーっとソレを見て、回収してくれて破棄。

 

「子宮口が開いてきたみたいですね。破水はまだですか?」

みたいなことを言われたけど、破水…正直どんな感じが破水なのか分からないけど、実際なったらきっと分かるのだろうと、たぶんまだですと答えた。

 

陣痛がなかなか本格的にならないよ〜と思いながらも、内診され、子宮口開いてきましたね〜、と。

それでも陣痛がサヨナラしかけるので、ちょっと薬強めますねと、いよいよお産のカウントダウンか!!!ということに。

 

それからは陣痛がじわじわと本格的に強まってきて、間隔もやっと短くなってきた。

マタニティー講習で習った呼吸とやらを看護学生さんも一緒になってやってくれた。

母も、背中をさすったり押したりと、イロイロやってくれた。

痛みのある中で、息を止めずきちんとお腹の子に酸素を送る呼吸。ラマーズ法。

最初は「ひっひーふー」だったっけな。

 

正直に言おう。

こんな時、男はホント役にたたないもんだ。

オロオロと、どうしていいかわからず、ただ、「がんばれー」と声をかけるのみである(笑)

ま、しょうがないよ。

これは女性にだけ与えられた特権でもあるしね。きっと同類にしかわからない痛み。

 

でも、陣痛って不思議だ。だって、痛みの波があって、要は休憩がはいるんだよねー。

よく出来てると思う。これも生命の神秘。

お腹の子も、母親の身体も、すごい体力使って、この世に生まれよう、産もうとするから、きっときちんと休憩があるんだよね。

体力を温存しながら、ラストスパートに向けて、じわじわと出てくる準備をしているわけだ。

 

強くなり始めて、おしっこしたいわけでもなんでもないのに、何かがジワーと出てきた。

破水!!!コレだ!!!破水!破水!わかった!

こんなじわ〜と出るものなのか…。

(と、この時は思ってたけど、1年後、次女の時はまた違った破水で、ホントお産は一人一人違うのだなと思うのです。)

 

それからは浣腸。

出来る余裕があった(らしい)から、とにかく我慢できるだけ我慢して、全部出しちゃって。

でも、イキマないでって言われた。

イキんだら子供でちゃうよっと半ば脅されて、トイレで浣腸の影響のお腹キュルキュルと、陣痛と戦う。

コレが一番、何とも言えない複雑な状況!

キュルキュルと、陣痛の張りと痛みが同時進行。

とりあえず無事に浣腸くんのキュルキュルを一段落させ、病室に戻っていよいよに備える。

 

分娩室の手前の部屋(分娩準備室だったっけな)で様子を見る。でも、それからもすごく長い時間がたった。

子宮口が、まだ十分に開いてないからって数時間ごとに何度も確認。

その間、あたしより後に、分娩準備室に入ってきた人に先を越されたりとありました。

 

でも来る時は必ず来る。

ココまで来て何にもなくなるってことは絶対ないのだから。

そうして、ようやくあたしの子宮口の開きにもお医者さんがOKを出してくれ、いよいよ分娩室へ!

 

そう!!!!ようやく産める!!!!!

 

 

…てことでつづく☆

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